2021/03/12 16:52
Hola!スペイン雑貨の通販ショップNoche y Dia の店長です。
現地時間の3月6日,「スペインのアカデミー賞」とも呼ばれているゴヤ賞のガラが開催されました。
日本ではまだ公開されていない事もあり作品も観れておらず細かい事はよく分からないのですが、
授賞式を観て個人的にちょっとミーハーな視線もありつつ、
気になった所など報告したいと思います!
スペイン語のニュースをスラスラと理解できるようになるのはまだまだ遠いようです・・。まずスペインの情報ででてくるゴヤ賞のガラという単語。そこでつまずきました・・・。
ガラって何よ!?翻訳使っても出てこないし、もしやダリの奥さんのガラからきてる??
とブツブツ言っていると、夫が〝ガラっていうのはセレモニー。日本語だと式ってことだよ。〟
と教えてくれました。とりあえずクリア。初めからつまずいています。
Gala de los premios goya.ゴヤ賞の授賞式って事ですね。スペイン単語一個習得!
さて、子供達が寝た後ワイン片手に夫とテレビで授賞式を観ながら、
この人誰?なんでこうなの?と夫を質問攻めにして情報を得ました!
今年はコロナの影響もあり、日程も例年より遅く、授賞式に出席していたのも会長、
司会者(アントニオ・バンデラスとマリア・カサド)とプレゼンター、
演奏するオーケストラとパフォーマーだけで、候補者達は栄誉賞を受賞した
アンヘラ・モリーナを除いては、全員リモートでの出演となっていました。
最初に登場した司会者達。しばらくするとサラっと受賞者の発表が始まりました。ノミネートされた人が読み上げられ、画面の向こうで発表を待ちます。
そして発表。受賞者のスピーチ。
そこで気になるのは背景。ここは自宅?スタジオ?有名俳優さん達はスタジオや誰かのお家なんて事もあるでしょうが、
技術系の方たちは多分自宅と思われる所からの出演。
発表を待つノミネートされた人と隣で見守る家族と思われる人物。
夫や妻が隣で微笑み、その横に真顔で座る子供。
受賞者が読み上げられると、信じられないとボー然とする本人と、大興奮の家族。
興奮しすぎてブチューとする人も。
本当、こういう文化いいですね。見ていてこちらまで楽しくなりました。ご自宅を拝見できたのも楽しいポイント。そこはリモートならではですね。
その人の素の部分が観れて親しみが持てました。
ちなみに受賞出来なかった方たちはそのままフェードアウト。
通常であれば受賞会場に出席するだけで十分楽しめると思うのですが、
今回はリモートなので、家でドレスを着て家族や友人、スタッフ、あるいは一人でスタンバイ。
で自分のノミネートの番が来て
受賞しなければそのままフェードアウトって・・・・なんか想像するとちょっと寂しい。
その後自宅はどんな雰囲気に包まれたんでしょうか・・・。
Adúの演技で新人男優賞を受賞した18才のフランス人俳優アダム・ヌルー。
彼の名前が読み上げられた時はスタッフ、友人ともう大騒ぎ。
画像も音声も乱れまくり、コロナ禍だという事を完全に忘れたかのように抱き合い、
大声で叫びあい、入り乱れていました。そりゃ嬉しいですよね。
夫と苦笑いしながらも、そのパワーに圧倒されて良かったね、と祝福しました。
所々で入ってくるパフォーマンスも見ものでした。
Nathy Peluso、Vanesa Martín、Diana Navarro、Aitanaなど、
私自身今回の授賞式で始めて知ったアーティストもいたので、
ゴヤ賞を通して新たに今のスペインの事を知ることがで一段と興味が湧きました!
最優秀作品賞は「Las niñas」。
ノミネート発表の時点で全作品のトレイラーだけ観ていたのですが、
その中でも気になった作品でした。私自身に年頃の娘がいるのもありますが、
自分自身も通過してきた子供から大人への階段を少しずつ上っていく通過点。
誰にとっても共感できる所はあるでしょうし、その輝きと同時にある危うさは、
それゆえ一層興味をそそられるものです。で、最後はどんな展開になるの??
早くみたいーーー!日本での公開が早く決まって欲しいです。
その他にも沢山見どころのあったゴヤ賞の授賞式。完全に自分視点で、
もっと大事な情報あるじゃないか!とか、結果がもっと知りたい!とか・・・
自分でもつっこみを入れたくなっちゃいますが、
基本的な情報は他にも沢山出ていますので、気になった方は検索してみてくださいね。VIVA!スペイン映画!