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スペイン雑貨 NOCHE Y DIA (ノチェイディア) スペイン・スペイン語・輸入雑貨

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スペイン雑貨 NOCHE Y DIA (ノチェイディア) スペイン・スペイン語・輸入雑貨

2021/05/14 19:26

Hola!スペイン雑貨の通販ショップNoche y Dia の店長です。

慌ただしかった4月も過ぎ、今年も我慢我慢のGW。
そんな中でも子供たちは元気に明るくマイペースで日々を楽しんでいるようで一安心。
今回はわが家の長男の初めての節句の時のお話を。
長女の時は母から譲り受けた実家の雛人形を飾りました。
一体一体丁寧に作られた全員揃ったコンパクトな雛人形で、
母がその当時とても大事にしていたのを覚えているので貰った時には
懐かしくて嬉しかったものです。
さて、どうしよう、息子。
実家には兄の兜がずっと、それこそ一年中飾ってありました。
でも田舎は土地だけは広くかくいうわが家も平屋の一戸建て。
畳の部屋ばかりでしたが、大きな兜や得体の知れぬフランス人形の置き場所位は
余裕で確保できる位の広さは十分。今思うとあのフランス人形は謎。
あのころは大体どこの家にも一家に一体はあったような気がするのですが・・・。
あと、壁にぶらさがっている和紙人形。話が脱線、失礼しました・・。

とりあえずネット検索すると様々な種類の五月人形が出てきます。
とにかく狭いわが家は出来るだけコンパクトなのがいい。
でも小さすぎてしょぼいのもなんか嫌だし、
やっぱり実家に置いてあった兜のイメージが強く兜をチョイス。
夫に「兜っていろんなデザインあって、なんか戦国武将の兜とか
色々とあるみたいなんだけどどれがいいかな~」と聞いてみると
こんな返事が帰ってきました。

「それなら伊達政宗がいいかな。
だってずっと昔スペインに来た日本人の侍がいて伊達政宗の家来だったはずだよ。」

え、え!だれ!?そんな人いるの?いや、スペインに行った日本人
そりゃいただろうけど、なんでそんなこと知ってる?
私ももしかしたら学生の頃さらっと習った事なのか?
スペインではそんな事も学んでるのか!
日本人の私が知らなかった日本の歴史を
スペイン人の夫が知っている事にちょっとびっくりしたわけです。

その人の名は「支倉常長」。

調べてみると確かに、
<慶長17年(1612年)慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航し、有色人種として
唯一無二のローマ貴族、及びフランシスコ派カトリック教徒となった。(wikipediaより抜粋)>
と書いてあります。そして主君は伊達政宗!
スペインと日本の繋がりはここから始まっていたのですね。ほほ~!
そしてそのまま調べて見ると、宮城県石巻市にあるサン・ファン館
(https://www.santjuan.or.jp/index.html)には慶長遣欧使節団をのせた
「サン・ファン・バウティスタ」号の復元船があり、併設してミュージアムがあることや、
山形県米沢市でも支倉常長日西文化協会(https://hasekura.info/)が活動をされていて、
日本・スペイン文化交流フェスティバルが開催されていることを知りました。
日本とスペイン、様々な活動でずっと繋がっているのですね。
ぜひ行ってみたいぞ!サン・ファン館!
参加してみたい!日本・スペイン文化交流フェスティバル!
早くいつもの日常が戻り、色々なイベントやミュージアムの再開など待ち望むばかりです。

そんなこんなで、わがやには「伊達政宗公」の三日月型前立ての
コンパクトな兜が飾ってあります。